「転職エージェントって、本当に使う意味があるのだろうか」——転職を考え始めた20代の多くが抱く疑問です。

勧められるままに登録するのは抵抗があるし、自分一人でも転職活動はできるはず。一方で、使った人の話を聞くと、求人紹介や年収交渉で大きな差が出るとも聞きます。この記事では、20代の転職エージェント利用実態と年収への影響をデータで整理し、判断軸を提示します。

木村 誠

この記事の著者

木村 誠

キャリアアナリスト・転職経済学 編集長

転職支援実績 600名以上

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20代の転職エージェント利用実態

20代の転職エージェント利用率は3年連続50%超

レバレジーズ「若者しごと白書2025」によると、20代若手正社員の転職エージェント利用率は50.9%で、3年連続50%を超えている(2023年51.4%・2024年52.5%・2025年50.9%)ことが分かっています。20代の転職活動において、エージェント利用は標準的な手段になっています。

複数エージェント併用が一般的

転職UPPPの2025年調査でも、20代の約半数(約50%)がエージェント系サービスを最も利用しており、複数併用が一般的であることが報告されています。

1社だけに頼ると求人の偏りや担当者との相性問題が生じやすいため、複数社の併用が現実解として広がっているといえます。

転職エージェント経由の転職と年収変化

エージェント利用者の年収アップ率

エイチームライフデザインの2023年調査によると、エージェント利用者の年収アップ率は42.9%(非利用者36.0%)、年収ダウン率は9.9%(非利用者18.3%)となっています。

指標エージェント利用者非利用者
年収アップ率42.9%36.0%
年収ダウン率9.9%