「第二新卒での転職は難しい」——ネットで調べると、こうした情報に行き当たることがあります。実際に転職を考え始めた方にとって、この言葉は不安を大きくさせます。
本当に難しいのか、それとも準備次第で十分に可能なのか。感覚的な情報ではなく、データを見て判断することが重要です。
この記事では、第二新卒の転職難易度に関するデータを複数の調査から整理します。「難しい」という言葉の実態を客観的に把握し、成功確率を高めるための準備ポイントを明確にします。
第二新卒の転職は本当に難しいのか
転職活動の体感難易度に関するデータ
まず、第二新卒として転職を経験した人の実感を確認します。R&Gが第二新卒の転職経験者113人に行ったアンケートによると、第二新卒の転職活動が「順調だった」「まあ順調だった」と回答した人の合計は73.5%に達しています。また、同調査では転職理由の上位として「仕事内容を変えたい(35.0%)」が挙げられています。
過半数が前向きな結果を得ているという事実は、「第二新卒の転職は難しい」というイメージと温度差があります。
一方で、マイナビが行った「20代の転職経験者へのアンケート」では、「転職は簡単にできる」と回答した人は40.0%にとどまり、「転職は簡単にできない」と回答した人は男性25.5%・女性44.1%という結果が出ています。
男女別の難易度の感じ方の違い
注目すべきは、難易度の感じ方に男女差があることです。
| 回答 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 転職は簡単にできる | 高め | 低め |
| 転職は簡単にできない | 25.5% | 44.1% |
女性の方が転職を「難しい」と感じる割合が高く、これは業界・職種の選択肢の広さや、採用側の評価基準の違いが影響していると考えられます。自分の性別・業界に近いデータで難易度を考えることが重要です。
データで見る第二新卒の転職難易度
書類選考通過率と内定率
medi-siteの自社データによると、第二新卒の書類選考通過率は81.5%とされています。一見高い数値に見えますが、同データでは書類通過率100%でも内定率は25%にとどまるケースがあることも示されています。
よくある質問
Q.第二新卒の転職成功率はどれくらいですか?
find-bestworkの集計によると、第二新卒の転職成功率は70.8%とされています。また、R&Gの調査では転職活動が「順調だった」「まあ順調だった」と回答した人の合計が73.5%で、過半数が前向きな結果を得ています。ただし、内定率は書類選考を通過しても25%程度にとどまるケースがあるため、準備の質が成否を分けます。